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【平成29年度・後期】学科試験の問題と解答 2級建築施工管理技士試験 (選択種別:躯体)

【2017年後期】2級建築施工管理技士(選択種別:躯体) 学科試験の過去問と解答例

 

※問題1から14までの14問もうち9問を選択し解答して下さい

No1

通風及び換気に関する記述として最も不適当なものはどれか。

1. 風圧力による自然換気では換気量は開口部面積と風速に比例する。

2. 換気回数とは1時間当たりの換気量を室面積で除した値である。

3. 室内での二酸化炭素発生量が多いほど必要換気量は多くなる。

4. 室内を風が通り抜けることを通風といい もっぱら夏季の防暑対策として利用される。

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きょうこ先生

答え②

No2

換気の方式に関する記述として最も不適当なものはどれか。

1. 自然換気方式には屋外の風圧力を利用する方法と室内外の温度差を利用する方法又
はそれらを組み合わせた方法がある。

2. 全般換気とは室内全体の空気を外気によって希釈しながら入れ替える換気方式のことで
ある。

3. 局所換気とは局所的に発生する汚染物質を発生源近くで捕集して排出する換気方式の
ことである。

4. 給気系のみに送風機を設けた第種機械換気方式は室内で発生した汚染物質が他室に漏
れてはならない室に適している。

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きょうこ先生

答え④

No3

昼光に関する記述として最も不適当なものはどれか。

1. 昼光は直射日光と天空光に大別され天空光は太陽からの光が大気中に拡散したもので
ある。

2. 昼光率は室内のある点での天空光による照度と屋外の全天空照度との比率である。

3. 室内のある点における昼光率は時刻や天候によって変化する。

4. 室内の要求される基準昼光率は居間より事務室の方が大きい。

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きょうこ先生

答え③

No4

鉄筋コンクリート構造に関する記述として最も不適当なものはどれか。

1. 大梁は曲げ降伏よりもせん断破壊を先行するように設計する。

2. 柱は軸方向の圧縮力曲げモーメント及びせん断力に耐えられるように設計する。

3. 耐震壁は周囲の柱や梁と一体に造られた壁で地震時の水平力に対して抵抗する。

4. 床スラブは床の鉛直荷重を梁に伝えるとともに地震時の水平力に架構が一体となって
抵抗できるようにする役割を持っている。

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きょうこ先生

答え①

No5

鉄骨構造の一般的な特徴に関する記述として最も不適当なものはどれか。

1. 鋼材は強くて粘りがあり変形能力の高い骨組が可能である。

2. 鋼材は不燃材料であるため骨組は十分な耐火性能を有する。

3. 鉄筋コンクリート構造に比べ大スパンの建築物が可能である。

4. 鉄筋コンクリート構造に比べ工場加工の比率が高く現場作業が少ない。

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きょうこ先生

答え②

No6

鉄骨構造の部材に関する記述として最も不適当なものはどれか。

1. 柱の形式には形鋼などの単一材を用いた柱のほか溶接組立箱形断面柱などの組立柱が
ある。

2. 梁の形式には単一材を用いた形鋼梁のほかプレート梁やトラス梁などの組立梁がある。

3. 筋かいは棒鋼や形鋼を用いるもので主に圧縮力に働く部材である。

4. ガセットプレートは節点に集まる部材相互の接合に用いられる鋼板である。

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きょうこ先生

答え③

No7

基礎杭に関する記述として最も不適当なものはどれか。

1. 節付き遠心力高強度プレストレストコンクリート杭(節杭)は杭本体部に外径が軸径よ
りも大きい節部を多数設けたもので主に摩擦杭として用いられる。

2. 外殻鋼管付きコンクリート杭はじん性に富み大きな水平力が作用する杭に適している。

3. 場所打ちコンクリート杭は地盤を削孔しその中に鉄筋かごを挿入したのちコンクリー
トを打ち込んで造る。

4. 既製コンクリート杭は鋼管杭に比べて破損しにくく運搬仮置きに際して取扱いが
容易である。

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きょうこ先生

答え④

No8

建築物の構造設計における荷重及び外力に関する記述として最も不適当なものはど
れか。

1. 地震力は建築物の固定荷重又は積載荷重を減ずると小さくなる。

2. 風圧力は地震力と同時に作用するものとして計算する。

3. 積雪荷重は積雪の単位荷重に屋根の水平投影面積及びその地方の垂直積雪量を乗じて計算する。

4. 固定荷重は建築物各部自体の体積にその部分の材料の単位体積質量及び重力加速度を乗じて計算する。

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きょうこ先生

答え②

No9

図に示す単純梁に集中荷重P1及びP2 が作用したときに支点に生じる鉛直反力VA及び
VBの値の大きさの組合せとして正しいものはどれか。

 

1. VA= 4 kN  VB=3 kN

2. VA= 3 kN  VB=4 kN

3. VA= 5 kN  VB=2 kN

4. VA= 2 kN  VB=5 kN

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きょうこ先生

答え②

No10

図に示す単純梁に同じ大きさの集中荷重P が作用したときの曲げモーメント図として
正しいものはどれか。
ただし曲げモーメントは材の引張側に描くものとする。

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きょうこ先生

答え③

No11

日本工業規格(JIS)に規定する構造用鋼材に関する記述として不適当なものはどれか。

1. SSC 材は一般構造用軽量形鋼と呼ばれ冷間成形された軽量形鋼である。

2. SN材は建築構造用圧延鋼材と呼ばれ性能によりA種、B 種、C 種に分類される。

3. SS 材は一般構造用圧延鋼材と呼ばれ一般的に使用される鋼材である。

4. STKR 材は一般構造用炭素鋼鋼管と呼ばれ土木茜建築等の構造物に使用される鋼管で
ある。

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きょうこ先生

答え④

No12

木材の一般的な性質に関する記述として最も不適当なものはどれか。

1. 木材の強度は含水率が同じ場合密度の大きいものほど大きい。

2. 年輪があるため縦断面の位置によって柾目面と板目面の木目が生ずる。

3. 密度の大きい木材ほど含水率の変化による膨張や収縮が大きい。

4. 気乾状態とは木材の水分が完全に無くなった状態をいう。

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きょうこ先生

答え④

No13

防水材料に関する記述として最も不適当なものはどれか。

1. アスファルトプライマーは下地と防水層の接着性を向上させるために用いられる。

2. 砂付あなあきアスファルトルーフィングは下地と防水層を絶縁するために用いられる。

3. 防水剤を混入したモルタルは下地に塗布して塗膜防水層を形成するために用いられる。

4. 合成高分子系ルーフィングシートは下地に張り付けてシート防水層を形成するために用いられる。

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きょうこ先生

答え③

No14

内装材料に関する記述として最も不適当なものはどれか。

1. エポキシ樹脂系塗り床材は耐薬品性に劣っている。

2. せっこうボードは防火性に優れている。

3. ビニル床シートには帯電防止性を有するものがある。

4. けい酸カルシウム板は軽量で不燃性に優れている。

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きょうこ先生

答え①

 

※問題15から17までの3問は全問解答して下さい

No15

屋外排水設備に関する記述として最も不適当なものはどれか。

1. 地中埋設排水管の勾配は原則として100分の1以上とする。

2. 地中埋設排水管の長さがその内径又は内法幅の120 倍を超えない範囲内で桝又はマン
ホールを設ける。

3. 排水管を給水管に平行して埋設する場合の両配管のあきは原則として500 mm以上と
する。

4. 雨水用排水桝及びマンホールの底部には深さ50 mm 以上の泥だめを設ける。

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きょうこ先生

答え④

No16

防災設備に関する記述として最も不適当なものはどれか。

1. 避難経路に設ける通路誘導灯は避難の方向の明示を主な目的とする避難設備である。

2. 劇場の客席に設ける客席誘導灯は避難上必要な床面照度の確保を主な目的とする避難設備である。

3. 非常警報設備の非常ベルは火災発生時に煙又は熱を感知し自動的にベルが鳴る警報設
備である。

4. 非常用の照明装置は火災時等に停電した場合に自動的に点灯し避難上必要な床面照度
を確保する照明設備である。

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きょうこ先生

答え③

No17

空気調和設備に関する記述として最も不適当なものはどれか。
1. 二重ダクト方式は別々の部屋で同時に冷房と暖房を行うことができる。

2. ファンコイルユニット方式は各ユニットごとの温度調節はできない。

3. 定風量単一ダクト方式は部分的な負荷変動が少ない劇場オーディトリウムに適して
いる。

4. パッケージ方式は機械室配管ダクト等のスペースが少なくてすむ。

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きょうこ先生

答え②

 

※問題18から25までの8問題のうちから6問題を選択し、解答してください。

No18

用語の定義に関する記述として建築基準法上誤っているものはどれか。

1. 地下の工作物内に設ける倉庫は建築物である。

2. 自動車車庫の用途に供する建築物は特殊建築物である。

3. 主要構造部を準耐火構造とした建築物はすべて準耐火建築物である。

4. 作業の目的のために継続的に使用する室は居室である。

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きょうこ先生

答え③

No19

地上階にある次の居室のうち建築基準法上原則として採光のための窓その他の
開口部を設けなければならないものはどれか。

1. 有料老人ホームの入所者用談話室

2. 幼保連携型認定こども園の職員室

3. 図書館の閲覧室

4. 診療所の診察室

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きょうこ先生

答え①

No20

建設業の許可に関する記述として建設業法上誤っているものはどれか。

1. 以上の都道府県の区域内に営業所を設けて営業しようとする者が建設業の許可を受け
る場合国土交通大臣の許可を受けなければならない。

2. 建築工事業で特定建設業の許可を受けている者は土木工事業で一般建設業の許可を受けることができる。

3. 建築工事業で一般建設業の許可を受けている者が建築工事業で特定建設業の許可を受けた場合一般建設業の許可は効力を失う。

4. 国又は地方公共団体が発注者である建設工事を請け負う者は特定建設業の許可を受けていなければならない。

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きょうこ先生

答え④

No21

建設工事の請負契約書に記載しなければならない事項として建設業法上定められ
ていないものはどれか。
1. 価格等の変動若しくは変更に基づく請負代金の額又は工事内容の変更

2. 工事の履行に必要となる建設業の許可の種類及び許可番号

3. 契約に関する紛争の解決方法

4. 天災その他不可抗力による工期の変更又は損害の負担及びその額の算定方法に関する定め

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きょうこ先生

答え②

No22

労働契約に関する記述として労働基準法上誤っているものはどれか。
1. 使用者は労働者が業務上の傷病の療養のために休業する期間及びその後30 日間は原則
として解雇してはならない。
2. 使用者は労働契約の不履行について損害賠償額を予定する契約をすることができる。
3. 使用者は労働契約の締結に際し労働者に対して賃金労働時間その他の労働条件を明
示しなければならない。
4. 労働者は使用者より明示された労働条件が事実と相違する場合においては即時に労働
契約を解除することができる。

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きょうこ先生

答え②

No23

建設業において労働安全衛生法上事業者が安全衛生教育を行わなくてもよいもの
はどれか。

1. 新たに建設現場の事務職として雇い入れた労働者

2. 作業内容を変更した労働者

3. 新たに職務につくこととなった職長

4. 新たに選任した作業主任者

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きょうこ先生

答え④

No24

次の記述のうち廃棄物の処理及び清掃に関する法律上誤っているものはどれか。
ただし特別管理産業廃棄物を除くものとする。

1. 事業者は工事に伴って生じた産業廃棄物を自ら処理することはできない。

2. 事業者は工事に伴って生じた産業廃棄物が運搬されるまでの間産業廃棄物保管基準に
従い生活環境の保全上支障のないようにこれを保管しなければならない。

3. 事業者は工事に伴って生じた産業廃棄物の運搬を他人に委託する場合には委託する産
業廃棄物の種類及び数量に関する条項が含まれた委託契約書としなければならない。

4. 事業者は工事に伴って生じた産業廃棄物の処分を他人に委託する場合にはその産業廃
棄物の処分が事業の範囲に含まれている産業廃棄物処分業者に委託しなければならない。

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きょうこ先生

答え①

No25

消防用設備等の種類と機械器具又は設備の組合せとして消防法上誤っているもの
はどれか。

1. 警報設備漏電火災警報器

2. 避難設備救助袋

3. 消火設備連結散水設備

4. 消火活動上必要な施設排煙設備

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きょうこ先生

答え③

No26

事前調査と施工計画の組合せとして最も関係の少ないものはどれか。

1. 近隣の商店や工場の業種の調査解体工事計画

2. 前面道路や周辺地盤の高低の現状調査根切り工事計画

3. 敷地内の地中障害物の有無の調査場所打ちコンクリート杭工事計画

4. 日影による近隣への影響調査鉄骨建方計画

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きょうこ先生

答え④

No27

仮設計画に関する記述として最も不適当なものはどれか。

1. 敷地に余裕がなく工事用の事務所を工事現場から離れて設置するので工事現場内に出先
連絡所を設けることとした。

2. 酸素やアセチレンなどのボンベ類の貯蔵小屋はガスが外部に漏れないよう密閉構造と
することとした。

3. 工事用の出入口の幅は前面道路の幅員を考慮して計画することとした。

4. 工事用の出入口を複数設置するので守衛所はメインの出入口に設置しその他は警備員
だけを配置することとした。

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きょうこ先生

答え②

No28

工事現場における材料の保管に関する記述として最も不適当なものはどれか。

1. 鉄筋は亜直接地面に接しないように角材等の上に置きシートをかけて保管する。

2. 袋詰めセメントは風通しのよい屋内の倉庫に保管する。

3. アルミニウム製建具は平積みを避け縦置きにして保管する。

4. ロール状に巻かれた壁紙は変形が生じないよう立てて保管する。

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きょうこ先生

答え②

No29

総合工程表の立案段階における考慮すべき事項として最も必要性の少ないものはど
れか。

1. 使用可能な前面道路の幅員及び交通規制の状況

2. 地域による労務資材機材等の調達状況

3. 各専門工事の検査項目と重点管理事項

4. 敷地周辺の電柱架線信号機各種表示板等の公共設置物の状況

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きょうこ先生

答え③

No30

バーチャート工程表の説明として最も適当なものはどれか。

1. 作業の流れと各作業の所要日数が把握しやすい工程表である。

2. 各作業に対する先行作業並列作業後続作業の相互関係が把握しやすい工程表である。

3. 工事出来高の累積値を表現しているため工事進捗度合が把握しやすい工程表である。

4. 工程上のキーポイント重点管理しなければならない作業クリティカルパスが把握しや
すい工程表である。

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きょうこ先生

答え①

No31

品質管理に関する記述として最も不適当なものはどれか。

1. 重点管理項目や管理目標は現場管理方針として文書化し現場全体に周知する。

2. 品質管理を組織的に行うために品質管理活動に必要な業務分担責任及び権限を明確に
する。

3. 試験茜検査の結果が管理値を外れた場合には適切な処置を施し再発防止の措置をとる。

4. 品質を確保するためには亜作業そのものに重点を置くよりも試験茜検査に重点を置く方がよい。

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きょうこ先生

答え④

No32

品質管理のための試験茜検査に関する記述として最も不適当なものはどれか。

1. 鉄骨工事において隅肉溶接のサイズの測定はマイクロメーターを用いて行った。

2. 地業工事において支持地盤の地耐力の確認は平板載荷試験によって行った。

3. 内装工事において木材の含水率の測定は電気抵抗式水分計を用いて行った。

4. 塗装工事において下地モルタル面のアルカリ度検査はpHコンパレーターを用いて
行った。

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きょうこ先生

答え①

No33

鉄骨工事における溶接部の欠陥を表す用語として最も不適当なものはどれか。

1. アンダーカット

2. ピット

3. パス

4. ブローホール

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きょうこ先生

答え③

No34

労働災害の強度率に関する次の文章中【  】に当てはまる数値として適当なもの
はどれか。

「強度率は【  】延べ実労働時間当たりの労働損失日数で災害の重さの程度を
表す。」


1. 1 千

2. 1 万

3. 10 万

4. 100 万

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きょうこ先生

答え①

No35

統括安全衛生責任者を選任すべき特定元方事業者が労働災害を防止するために行わな
ければならない事項として労働安全衛生法上誤っているものはどれか。

1. 作業場所を巡視すること。

2. 協議組織の設置及び運営を行うこと。

3. 安全衛生責任者を選任すること。

4. 作業間の連絡及び調整を行うこと。

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きょうこ先生

答え③

 

※問題36から50までの15問題のうちから6問題を選択し、解答してください。

No36

やり方及び墨出しに関する記述として最も不適当なものはどれか。

1. 地墨は平面の位置を示すために床面に付ける墨である。

2. やり方は建物の高低位置方向心の基準を明確にするために設ける。

3. 検査用鋼製巻尺はその工事現場専用の基準の巻尺を使用する。

4. 陸墨は垂直を示すために壁面に付ける墨である。

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きょうこ先生

答え④

No37

次の項目のうち標準貫入試験のN 値から推定できないものはどれか。

1. 粘性土における一軸圧縮強さ

2. 粘性土におけるせん断抵抗角(内部摩擦角)

3. 砂質土における相対密度

4. 砂質土における液状化強度

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きょうこ先生

答え②

No38

平板載荷試験に関する記述として最も不適当なものはどれか。

1. 試験で求められる支持力特性は載荷板直径の 5倍程度の深さの地盤が対象となる。

2. 載荷板の沈下量を測定するための変位計は4箇所以上設置する。

3. 試験地盤面は載荷板の中心から1m 以上の範囲を水平に整地する。

4. 試験地盤に載荷板の直径の5分の1を超える礫が混入する場合より大型の載荷板に変更する。

No39

根切り及び山留め工法に関する一般的な記述として最も不適当なものはどれか。
1. 法付けオープンカット工法は山留め支保工が不要であり地下躯体の施工性がよい。

2. 水平切梁工法は敷地に大きな高低差がある場合には適していない。

3. トレンチカット工法は根切りする部分が狭い場合に適している。

4. アイランド工法は根切りする部分が広く浅い場合に適している。

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きょうこ先生

答え③

No40

地業工事に関する記述として最も不適当なものはどれか。

1. 砂地業に用いる砂は締固めが困難にならないようにシルトなどの泥分が多量に混入し
たものを避ける。

2. 砂利地業に用いる再生クラッシャランはコンクリート塊を破砕したものであり品質の
ばらつきが少ない。

3. 砂利地業において層厚が厚い場合の締固めは2層以上に分けて行う。

4. 捨てコンクリート地業は掘削底面の安定化や基礎スラブ及び基礎梁のコンクリートの
流出等を防ぐために行う。

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きょうこ先生

答え②

No41

鉄筋の加工及び組立てに関する記述として最も不適当なものはどれか。

1. 鉄筋の種類と径が同じ帯筋とあばら筋は折曲げ内法直径の最小値は同じである。

2. 大梁の幅止め筋は組立て用鉄筋であるがかぶり厚さを確保できるよう加工する。

3. 鉄筋の折曲げ加工は常温で行う。

4. 鉄筋相互のあきの最小寸法は鉄筋の強度によって決まる。

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きょうこ先生

答え④

No42

異形鉄筋の継手及び定着に関する記述として最も不適当なものはどれか。

1. 直線重ね継手の長さは同じ径であっても鉄筋の種類によって異なる場合がある。

2. フック付き重ね継手の長さはフックの折曲げ角度によって異なる。

3. 小梁の主筋の定着長さは上端筋の方を下端筋より長くする。

4. 帯筋に用いるD13の鉄筋を現場で溶接継手とする場合はフレア溶接とする。

解答はコチラ

きょうこ先生

答え②

No43

支柱にパイプサポートを使用した型枠支保工に関する記述として最も不適当なものは
どれか。

1. 支柱を継ぐときの本数は2本までとした。

2. 支柱の継手は差込み継手とした。

3. 上下階の支柱はできるだけ平面上の同一位置になるように設置した。

4. 軽量型支保梁を受ける梁型枠の支柱は梁型枠下の中央に1列で設置した。

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きょうこ先生

答え④

No44

コンクリートの調合に関する記述として最も不適当なものはどれか。

1. 普通ポルトランドセメントと高炉セメントB 種の水セメント比の最大値は同じである。

2. 細骨材率が大きすぎると流動性の悪いコンクリートとなる。

3. スランプは荷卸し地点における値を指定する。

4. 空気量が多くなると圧縮強度の低下や乾燥収縮率の増加をもたらす。

解答はコチラ

きょうこ先生

答え①

 

No45

コンクリートの打込み等に関する記述として最も不適当なものはどれか。

1. スラブの付いたせいの高い梁の打込みは梁とスラブを連続して行った。

2. 柱へのコンクリートの打込みは縦形シュートを挿入して行った。

3. コンクリートの鉛直打継ぎ部は梁やスラブの場合スパンの中央付近に設けた。

4. 棒形振動機の先端を先に打ち込んだコンクリートの層に届くように挿入した。

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きょうこ先生

答え①

No46

コンクリートの養生に関する記述として最も不適当なものはどれか。

1. 初期の湿潤養生の期間が短いほど中性化が早く進行する。

2. コンクリートの打込み後少なくとも1日間はその上で歩行又は作業をしないようにする。

3. 高炉セメントB 種を用いたコンクリートの材齢による湿潤養生期間は普通ポルトランドセメントの場合より長くする。

4. コンクリート打込み後の養生温度が高いほど長期材齢における強度増進が大きくなる。

解答はコチラ

きょうこ先生

答え④

No47

鉄骨の加工等に関する記述として最も不適当なものはどれか。

1. 部材を加工組立てする際に固定したり拘束したりするためにジグが用いられる。

2. 曲げ加工を加熱加工とする場合は赤熱状態で行ってはならない。

3. 高力ボルト接合における摩擦面にはディスクグラインダー掛けによるへこみなどがないようにする。

4. ひずみの矯正を常温加圧で行う場合はプレスあるいはローラー等を使用する。

解答はコチラ

きょうこ先生

答え②

No48

鉄骨の建方に関する記述として最も不適当なものはどれか。

1. 接合部のボルト孔が合わない場合ドリフトピン等を用いてボルト孔を一致させる。

2. 溶接継手におけるエレクションピースに使用する仮ボルトには普通ボルトを使用して全数締め付ける。

3. 建入れ直しを行ったものは高力ボルト接合の場合速やかに本締めを行う。

4. 鉄骨建方が長期間にわたる場合気候が変わるため建入れ直しに用いる測定器の温度補
正を行う。

解答はコチラ

きょうこ先生

答え②

No49

在来軸組構法における木工事に関する記述として最も不適当なものはどれか。

1. 筋かいにより引張力が生じる柱の脚部近くの土台には柱心より150 mm の位置にアン
カーボルトを設置した。

2. 柱に使用する心持ち材には干割れ防止のため見え隠れ部分へ背割りを入れた。

3. 根太の継手は大引の心で突付け継ぎとし釘打ちとした。

4. 洋式小屋組における真束と棟木の取合いは棟木が真束より小さかったので長ほぞ差し
割くさび締めとした。

解答はコチラ

きょうこ先生

答え④

No50

市街地における鉄筋コンクリート造の建築物の躯体の圧砕機による地上解体工事に関
する記述として最も不適当なものはどれか。

1. コンクリート片の飛散防止や騒音防止のため防音パネルを取り付けた。

2. 最初に作業開始面の外壁を解体しオペレーターが建物の各部材に対応できる視界を確保
した。

3. 各階の解体は外周部を先行して解体し中央部分を最後に解体した。

4. 解体時に発生する粉じんの飛散を防止するため充分な散水をした。

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きょうこ先生

答え③

 

※問題66~80までの15問題のうちから6問題を選択し、解答してください。

 

No66

標準貫入試験に関する記述として最も不適当なものはどれか。

1. 本打ち200mm に要する打撃回数をN 値とした。

2. 本打ちの打撃回数は特に必要がなかったので50回を限度として打撃を打ち切った。

3. ハンマーは質量が63.5 kgの鋼製のものを用いた。

4. 本打ちはハンマーを760 mm の高さから自由落下させた。

解答はコチラ

きょうこ先生

答え①

No67

山留め壁に関する記述として最も不適当なものはどれか。

1. 親杭横矢板壁は鋼矢板壁と比較してやや固い地盤や砂礫地盤での施工に適している。

2. 鋼矢板壁は鋼管矢板壁と比較して根切り底が深い掘削となる施工に適している。

3. 場所打ち鉄筋コンクリート地中壁は軟弱地盤や根切り底が深い掘削となる施工に適して
いる。

4. ソイルセメント壁は地下水位の高い砂礫地盤や軟弱地盤での施工に適している。

解答はコチラ

きょうこ先生

答え②

 

No68

親杭横矢板工法に関する記述として最も不適当なものはどれか。

1. 止水性を必要としない山留め工事に用いられる。

2. 支保工として地盤アンカーを用いる場合地盤アンカーから伝達される鉛直力に対する検
討が必要である。

3. プレボーリングにより親杭を設置する場合受働抵抗を十分に発揮させるために杭の根入
れ部分は良質土で充填する。

4. 矢板の裏側に裏込め材を十分充填した後親杭と矢板材との間にくさびを打ち込んで裏
込め材を締め付け安定を図る。

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きょうこ先生

答え③

No69

場所打ちコンクリート杭のアースドリル工法に関する記述として最も不適当なものは
どれか。

1. 鉄筋かごのかぶり厚さを確保するためのスペーサーはD 13の鉄筋を用いた。

2. コンクリートのスランプはトレミー管を通じて打ち込むため18 cm とした。

3. 杭頭の余盛りの高さはスライムなどが混入するおそれがあるため100 cm とした。

4. 孔壁内面と鉄筋かごの最外側の鉄筋との間隔はかぶり厚さを確保するため10 cm とした。

解答はコチラ

きょうこ先生

答え①

No70

鉄筋の加工及び組立てに関する記述として最も不適当なものはどれか。

1. 柱のスパイラル筋は末端部を135°フック付きとした。

2. 鉄筋間隔の最小値は呼び名の数値の1.5倍粗骨材最大寸法の1.25倍25 mmのうち
最も大きい数値とした。

3. SD 390D 32 の異形鉄筋を90°曲げとするので折曲げ内法直径を5d以上とした。

4. 梁せいがm の基礎梁を梁断面内でコンクリートの水平打継ぎとするので上下に分割し
たあばら筋の継手は180°フック付きの重ね継手とした。

解答はコチラ

きょうこ先生

答え②

No71

異形鉄筋の継手に関する記述として最も不適当なものはどれか。

1. 小梁の主筋の重ね継手は上下重ね水平重ねのいずれでもよい。

2. 壁縦筋の配筋間隔が上下階で異なる場合に鉄筋を折り曲げずにあき重ね継手としても
よい。

3. 基礎梁上端筋の継手の位置は耐圧スラブの有無にかかわらず梁中央とする。

4. 径の異なる鉄筋の重ね継手長さは細い方の鉄筋の呼び名の数値によって算出する。

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きょうこ先生

答え③

No72

コンクリート打込み時に型枠に作用する側圧に関する記述として最も不適当なものは
どれか。

1. コンクリートの打込み速さが速くなると最大側圧は大きくなる。

2. コンクリートの温度が高くなると側圧は小さくなる。

3. せき板材質の透水性が大きくなると最大側圧は小さくなる。

4. コンクリートの単位容積質量が大きくなると側圧は小さくなる。

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きょうこ先生

答え④

No73

型枠工事に関する記述として最も不適当なものはどれか。

1. 転用率を向上させるためスラブ型枠にフラットデッキ(床型枠用鋼製デッキプレート)
を用いた。

2. フラットデッキ(床型枠用鋼製デッキプレート)を受ける梁の側型枠は縦桟木で補強
した。

3. 階段が取り付く壁型枠は敷き並べた型枠パネル上に現寸で墨出しをしてから加工した。

4. コンクリートの吹出しを防ぐため横に長い壁開口部の下側の型枠には端部にふたを
した。

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きょうこ先生

答え ①

No74

コンクリートの調合に関する記述として最も不適当なものはどれか。

1. 単位水量の最大値は185 kg/m3とし所定の品質が確保できる範囲内でできるだけ小
さくする。

2. AE減水剤を用いると所定のスランプを得るのに必要な単位水量を減らすことができる。

3. 単位水量が大きくなるとブリーディングや打込み後の沈降が大きくなる。

4. コンクリートに含まれる塩化物量は原則として塩化物イオン量で0.35 kg/m3以下と
する。

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きょうこ先生

答え④

No75

コンクリートの養生に関する記述として最も不適当なものはどれか。

ただし計画供用期間を指定する場合の級は標準とする。

1. 暑中コンクリート工事におけるコンクリートの湿潤養生期間は通常の気温で打ち込む場
合と同じでよい。

2. コンクリート面が露出している部分の湿潤養生には膜養生剤や浸透性の養生剤を塗布す
る方法がある。

3. 寒中コンクリート工事における加熱養生中はコンクリートの湿潤養生を行う必要はない。

4. 打込み後のコンクリートが透水性の小さいせき板で保護されている場合は湿潤養生と考
えてよい。

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きょうこ先生

答え③

No76

鉄骨の加工に関する記述として最も不適当なものはどれか。

1. 高力ボルト接合に使用するスプライスプレートはガス切断で加工した。

2. 曲げ加工される部分の外面のけがきはポンチたがねを用いて行った。

3. 板厚が13 mm の鋼材のアンカーボルト孔及び鉄筋貫通孔はせん断孔あけで加工した。

4. 普通ボルトの孔径はボルトの公称軸径に0.5 mm を加えた値とした。

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きょうこ先生

答え①

 

No77

鉄骨の建方に関する記述として最も不適当なものはどれか。

1. ターンバックル付き筋かいを有する鉄骨構造物の建入れ直しにその筋かいを使用した。

2. 長い部材が揚重中に回転するのを止めるため吊荷の端部にかいしゃくロープを取り付
けた。
3. 建入れ直し用のワイヤロープの取付け用ピースはあらかじめ鉄骨本体に取り付けた。

4. 建入れ直し用のワイヤロープは突風などに対する補強ワイヤロープを兼ねることとした。

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きょうこ先生

答え①

No78

建設機械に関する記述として最も不適当なものはどれか。

1. タイヤローラは鉄などを用いたバラストの付加重量やタイヤの空気圧を変えることによ
り接地圧を調節できる。

2. バックホウでダンプトラックに土砂を積み込む場合ダンプトラックの運転席の上を旋回
せず荷台の後方から旋回する。

3. バックホウによる足元の掘削は法肩崩壊時の危険回避のためクローラ横向き掘削で行う。

4. 振動ローラは振動数などを変えることにより材料の性状に応じた締固めができる。

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きょうこ先生

答え③

No79

現場打ち鉄筋コンクリート耐震壁を増設する耐震改修工事に関する記述として最も
不適当なものはどれか。

1. 増設壁との打継ぎ面となる既存コンクリートの表面が平滑であったため表面に目荒し処
理を行った。

2. 増設壁のコンクリートの打込みを流込み工法としたので増設壁コンクリート上端と既存
梁下とのすき間は200 mm としグラウト材を注入した。

3. 注入するグラウト材は練上り時の温度が10~35 ℃の範囲となるようにした。

4. 増設壁のコンクリートの打込みを圧入工法としたのでオーバーフロー管の流出先の高さ
は既存梁の下端より低くした。

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きょうこ先生

答え④

No80

次の工事とそれに関連する工法との組合せとして最も不適当なものはどれか。

1. 場所打ち杭工事・・・・リチャージ工法

2. 山留め工事・・・・・・タイロッドアンカー工法

3. 鉄筋工事・・・・・・・機械式継手工法

4. 鉄骨工事・・・・・・・ロックウール吹付け工法

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きょうこ先生

答え①

 

猫さん

2級建築施工管理技士 学科試験の過去問です↓↓

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