2級建築士の製図試験に必要なおすすめ平行定規や道具などを経験を踏まえて紹介します
猫さん
製図試験を受験するんだけど、情報過多の現代じゃどれが良いか混乱気味、、疲れたし今日は寝て明日考えよっと♪
きょうこ先生
そのような方の為に製図試験でおすすめな道具を全部まとめて紹介します。私自信が実際に使用し、合格した経験に基づくレビューですので安心して下さい♪
2級建築士の製図試験に必要なおすすめの道具を紹介したいと思います。
2級建築士の製図試験って学科試験が終わってからすぐに練習をスタートするので、
とにかく、とにかく、、、
道具をあれこれ選ぶ時間が少ないんです。
学科試験の夜には自己採点で合格してるなら、もうこそから製図試験の学習はスタートします!!
時間が少なすぎて、
必要以上に割高な製図道具を購入してしまったり、
必要以上に高機能な高価な道具を購入したりしがちです。
私の経験から、
「コレ買ってよかった!コレがあれば十分!」
という製図試験用の道具を紹介いたします。
平行定規はどのメーカーを買うべきか?
2級建築士の製図試験において、
平行定規は一番値段のはる買い物になります!
その値段の高さがネックとなりあれこれ悩んでしまいますよね~、、、誰しもそうです。
きょうこさん
私自身は2級建築士の製図試験に合格しております。
実際に製図試験を経験している立場からおすすめの平行定規をアドバイスしたいと思います♪♪
メーカーは、
①マックス
②ムトー
③ステッドラー
④ドラパス
⑤コクヨ
あたりが有名なメーカーですね。
どれを買っても問題は無いですので安心して良いでしょう。
大手予備校で授業を受けていた時の感想としましては、
ステッドラーとマックスあたりが多い印象があります。
ムトーは高級感がありかっこいいですが割高なのかぼちぼちといった印象でした。
そして、、、
おすすめの平行定規はなんなのか?、、が問題ですよね。
なんといってもマックス社の平行定規!
きょうこさん
私自身もマックスの平行定規を使用しておりました!
この商品はとにかく軽いのが良かったですね!(最高♪)
何と言っても真夏に平行定規を担いで移動するのは苦行ですので、
少しでも軽い方がありがたかったです。
軽いから安っぽいとかいう事は全く無く、品質は大変満足できるものでしたよ♪
がつがつ製図の練習しまくって、電車に乗って資格予備校に通って、
試験当日も会場まで運んで、、、暑かったな~、、、
でも軽いコイツで助かった~♡合格したしとても好印象な相棒です。
私が実際に使用したおすすめ平行定規はコイツでしたね~ ↓↓
マックス社のこのA2サイズ平行定規はとにかく軽いですし、丈夫なので実用性を考えると最もコスパが良いのは間違いなしですね。おすすめです!
↓↓ こちらの記事では平行定規を実体験やスペックなどにもとに解説しています。購入の際の参考にしてください♪ ↓↓
平行定規の使用感などを詳しくチェックしたい人はコチラの体験レビュー記事もご覧ください。
次は製図用のシャープペンシルもチェック!
きょうこさん
製図試験で平行定規と同じくらい大切なのが製図用シャープペンシル!
私自身は試行錯誤してるうちに1本をメイン、1本をサブ、1本を万が一の時の予備という感じで3本常備しました。
製図用のシャープペンシルを2本は購入して下さい。
シャーペンって意外と壊れやすいので、
本番中に
「あれ、何回プッシュしても芯が出ない、、、終わった、」
なんて事になりかねません。
私は心配性なので3本用意しました!
2級建築士の製図で使用するシャープペンシル選びで大切な事は、
①0.7㎜用のペンを選ぶ!
②シャーペンの芯の濃さは「2B」か「B」を選ぶ!
これは非常に大切な点ですね。
製図試験では太線、中線、細線を使い分けないといけないです。
0.7㎜のペンならば太線が描きやすいですし、
筆圧の調整で中線、細線が自在に描けるんです!
太線は0.7㎜ペン、細線は0.5㎜ペンで描くような2本使いではタイムロスが生じるしので無駄だと思います。
私を含め、知ってる合格者もほとんどが0.7㎜1本で線を描き分けています。
そして、
製図試験はとにかく「濃い」線が要求されます。
太線は濃く!細線は細いが見やすい濃さで!
試験予備校では何十人もの生徒の練習作品を見比べたりする時間があるんですが、
「濃い」線をしっかり描いている生徒の作品は見た目が良いんです。
HBを選んでしまうと全く濃さが足りずに「しょぼい」作品になります。
私は「2B」と「B」の2種類を試して、結局2Bで本番に臨みました。
製図用シャーペンは
金属の重たい物とプラスチックの軽いものの2タイプがあります。
見た目は金属の方が格好いいですし高級です。
しかし、
どちらが優れているというものでも無く、
結局は好みの問題ですね。
私の場合は最初は金属を購入して、
2本目にプラスチックを購入して使い始めると、
軽い方が良くなり結局本番はプラスチックのペンで挑みました。
私のおすすめする製図用シャーペンはコチラです!
なんと言っても安心のぺんてる製ですし、
このグラフ1000は1986年発売以来のロングセラー商品です。
ペンの先が収納できるタイプも人気がありますね~
勾配定規もいるよ!
勾配定規、、、??
製図試験で初めて出会う人も多いと思います。
この道具は非常に大切な道具です。
木造住宅の屋根の勾配のついた線を一瞬で描けるようになる為に必要です。
(RC造が課題の年度は不要かもしれませんが製図をする上でやはり持っておくといいアイテムです。)
そして、
この勾配定規は平行定規で縦線を描くときの三角定規の代わりにもなるという優れものなんです!!
(私は三角定規を使う派でしたが、、、)
勾配定規って金属の軸部分が丁度良い取っ手の役割を果たすので製図中に取り回しがしやすいのが良いとは思いました。
勾配定規は20センチ用を購入すれば良いです。
テンプレート
テンプレートは平面図で机やトイレ、椅子、キッチン、または通し柱の丸印や耐力壁の三角マークなどを描く時に欠かせない重要アイテムです!
テンプレートは多種多様ですが、
2級建築士の製図試験に必要な記号は決まってますので、
2級建築士製図試験用のテンプレートを購入しましょう。
専用のテンプレートには「200分の1」と「100分の1」
の縮尺定規の目盛が印刷されているので、
三角スケールの購入が不要になります。
テンプレートは必ず100分の1、200分の1の縮尺定規メモリが印刷されているタイプを選びましょう!
※テンプレートは非常に多種多様で中には試験会場に持ち込みが禁止されている物もありますので注意です。
こちらに紹介しているテンプレートは建築士製図試験に対応して使用可能なものです!
最初に紹介するのはトライテック社製のテンプレートです(30年以上続く製図用品メーカーですね)
ちょっと高いけど好きな人が多い気がするドラパス社のテンプレート!
三角定規
試験予備校などでは、勾配定規で代用できるから不要とされがちなアイテムですが、個人的にはこの方が縦線を描きやすいのでおすすめです。
きょうこ先生
個人的に勾配定規って厚みがあってどうも線が描き辛いと感じました、、、。シャープペンシルの先が少し自分の思うポイントとずれる感覚です。製図試験では線が1㎜でもずれたら非常にストレスになるので厚みの少ない三角定規は縦線を描く時にすんなり描ける感覚があり好きでした!
大きさは20cmか15cmの2択です!
私は15cmタイプを使用しました!小回りが利いて良かったですね。
ちなみに、
三角定規は製図用テープなどで取っ手を作っておけば取り回しが楽になるのでおススメですよ~♪
三角定規がお鍋のフタとしたらテープで取っ手部分に相当するものを自作してやればOKです。
そんな工夫だけでも時短になりますし精神的に有利にしていけます。
消しゴム
2種類が必要です。
1つ目は、
細かな部分の修正が出来る消しゴム。
必要な部分のみをピンポイントで消したい時は製図試験では多々ありますので絶対必要です。
個人的におすすめはこの様なタイプの消しゴムですね。角部分が多いので細かな部分も消しやすかいです。
さらにペンタイプの消しゴムもかなりの精度で細かな部分を消せますので絶対必要です!
ペンタイプでは圧倒的人気のトンボ製を使用しておりました。
2つ目は、
広い範囲を消すことができる消しゴムです。
製図試験では時として広範囲の図面を消す必要がある場合もありまので。
これは良く消える消しゴムを選びましょう!
ちなみに消しゴムは全く使用しない事が最高なんですね。
使用するほどタイムロスになるので、、、、
字消し板
字消し板はピンポイントで消しゴムをあてて消したい時に使用する道具です。
あれば安心と言ったところですが、
個人的にはほぼ使用しませんでした。
ペン型の消しゴムがあればこれを使わなくてもピンポイントで消せるんで、、、、
メッシュ加工のこのステッドラーのは紙の文字がすけて見えるので使いやすいです。
刷毛(製図用のブラシ)
これは製図中に消しゴムカスをさっと払いのけるブラシです。
これは絶対に必要なアイテムですので必ず購入して下さい。
消しゴムカスは手で払いのけると一瞬で図面が汚れます!
また、消しゴムカスは定規で擦れたりすると一気に黒く汚れます!
つまり、仕上がり図面が汚れた作品になるという最悪の事態になってしまうんですね~。
製図用テープ
これは平行定規と製図用紙を固定する時の道具です。
平行定規にはマグネットで固定出来る仕様が主流ですが、
マグネットは固定が甘すぎて紙が動いてしますので、
テープで固定しないとダメです。
製図中に用紙が動いたら頭をかきむしりたくなるほどのイラつきにつながるので、
絶対に使用しましょう!!
三角スケール
三角定規ではありません!
三角スケールです!
三角スケールは製図作業では必ず必要な道具ですし、
実務についた後もあって困らない道具なので15cmタイプがあれば便利ですね。
テンプレートに縮尺メモリが付いている物を購入する人は三角スケールは不要なのですが、
念のために購入しておくと良いでしょう!
まあ建築士試験を受験する人はほぼ間違いなく三角スケールは持っているはずですので、
30cmのスケールを持ってる人ならそれを使用すればOKですよ!
アルミボディのこのステッドラーの白色スケールはおしゃれなので個人的に使用しています。
蛍光ペン
製図試験は問題文が要求する間取りや面積などの要件を
一つも漏らさずにチェックしておいて皆さんが自分の解釈でオリジナルの図面に反映させる作業です!
試験では「要求される要件」を1つでも漏らせば
「要件を満たさないので不合格!また来年がんばって!」
となってしまいます。
つまり、、、
試験問題文の要求課題をしっかりペンでマーキングしていく事が大切!!!!
問題文が要求してくるポイントは多様なので蛍光ペンの色を3種類程度使い分けて理解しやすくするのが鉄則です。
蛍光ペンの色はイエロー、ピンク、ブルーなどがおすすめですが、
あなたの通う資格予備校により蛍光ペンの色も指定されるはずですので従いましょう!
製図練習用の4.55㎜方眼の用紙
製図は紙に描くので当然ながらこの方眼用紙も必要ですね。
資格学校の製図講座に通う人は何枚でももらえるので購入は不要です。
独学派の人には必要です。
2級建築士試験はこの4.55㎜方眼で製図をするので5㎜方眼で練習はできません、、、
この用紙をコピーしながら使用するとコスパもいいでしょうね。
時間が無くて急ぎの場合はセット販売品もあります
まとめ
製図試験の道具は学科試験日直後の自己採点で合格が確認できた時点で、
1週間前後で買いそろえる必要があります。
2週間後にはすでに資格予備校の製図講座でがっつりと製図練習が待ってますので、
もしもネット通販で購入すのならば支払いや配送の時間がかかる事も考慮して学科試験の自己採点完了した
直後に購入手続きした方がよいでしょう!
きょうこ先生
製図試験まで時間が無い中でも製図道具をそろえるのは本当にストレスだと思います。
私も実際に1週間で全部そろえた経験があり本当にきつかったですね~♪
今回のレビューは製図道具を使って使って使い倒して、時には気に入らない物は買いなおして合格につなげた実体験での意見ですので安心して信頼して下さいね~♪
建築士製図試験の最重要アイテムの平行定規選びに迷った方には、
製図試験一発合格した体験をもとにした記事を参考にしてみてくださいね~↓↓






