1級建築施工管理技士試験の合格率の推移、難易度などを徹底分析
猫さん
きょうこ先生
猫さん、2級建築士に比べたら学科試験の合格率が格段に低くなるよ。平均して15％前後ってとこかな。やはり難関試験だと言える数字だね。
1級建築士の過去の合格率になります。受験の参考にどうぞ！
1級建築士試験の合格率とその推移データ
平成30年
学科 18.3％
製図 41.4％
総合 12.5％
平成29年
学科 18.4%
製図 37.7%
総合 10.8%
平成28年
学科 16.1%
製図 42.4%
総合 12.0%
平成27年
学科 18.6%
製図 40.5%
総合 12.4%
平成26年
学科 18.3%
製図 40.4%
総合 12.6%
平成25年
学科 19.0%
製図 40.8%
総合 12.7%
平成24年
学科 18.2%
製図 41.7%
総合 12.4%
平成23年
学科 15.7%
製図 40.7%
総合 11.7%
平成22年
学科 15.1%
製図 41.8%
総合 10.3%
平成21年
学科 19.6%
製図 41.2%
総合 11.0%
平成20年
学科 15.1%
製図 41.7%
総合 8.1%
続いては、受験者数、合格者数をふまえたデータを紹介します。
1級建築士試験 受験者数、合格者数、合格率データ
| 学科試験 | 製図試験 | 総合 | |||||||
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 受験者数 | 合格者数 | 合格率 | 受験者数 | 合格者数 | 合格率 | 受験者数 | 合格者数 | 合格率 | |
| 平成20年 | 48,651 | 7,364 | 15.1% | 9,935 | 4,144 | 41.7% | 51,323 | 4,144 | 8.1% |
| 平成21年 | 42,569 | 8,323 | 19.6% | 12,545 | 5,164 | 41.2% | 46,942 | 5,164 | 11.0% |
| 平成22年 | 38,476 | 5,814 | 15.1% | 10,705 | 4,476 | 41.8% | 43,520 | 4,476 | 10.3% |
| 平成23年 | 32,843 | 5,171 | 15.7% | 11,202 | 4,560 | 40.7% | 39,020 | 4,560 | 11.7% |
| 平成24年 | 29,484 | 5,361 | 18.2% | 10,242 | 4,276 | 41.7% | 34,511 | 4,276 | 12.4% |
| 平成25年 | 26,801 | 5,103 | 19.0% | 9,830 | 4,014 | 40.8% | 31,704 | 4,014 | 12.7% |
| 平成26年 | 25,395 | 4,653 | 18.3% | 9,460 | 3,825 | 40.4% | 30,330 | 3,825 | 12.6% |
| 平成27年 | 25,804 | 4,806 | 18.6% | 9,308 | 3,774 | 40.5% | 30,462 | 3,774 | 12.4% |
| 平成28年 | 26,096 | 4,213 | 16.1% | 8,653 | 3,673 | 42.4% | 30,648 | 3,673 | 12.0% |
| 平成29年 | 26,923 | 4,946 | 18.4% | 8,931 | 3,365 | 37.7% | 31,061 | 3,365 | 10.8% |
合格率から分かる事
1級建築士の学科試験の合格率は10%台後半を前後しております。
極端な数字の変化はありません。
2級建築士と比べて圧倒的に合格率が低いことがわかいます。
一級建築士の合格難易度のイメージ
①学科試験で受験製全体の１０人に２人だけが合格出来る、、
②その2人が製図試験では1人しか合格出来ない、、、
③つまり、、その年の10人に1人しか合格出来ない、、
④、、、10人中9人は来年も受験です、、、無念
つまり、、、
すさまじいサバイバル資格という事ですね。
製図試験の合格率は40%！
製図試験の合格率は約4割をキープして推移しています。
学科と製図の総合では例年１０％の合格率ですので、
やはり1級建築士の合格は狭き門である事は過去も未来も変わりはありません。
まとめ
1級建築士の合格率は他の建設資格に比べて異次元の難易度なのは今後も変わらないです。
しかし！
建築士の急激な高齢化と減少に対処せざる負えないので、、、
難易度はこれ以上上がるような事もない気がします！
一級建築士の取得者はほとんどが50代、60代に偏っているヘンテコな資格です。
現在のIT社会では若者は建設業界は不人気という状況もあるので、
いずれは建築士自体が激減していくかもしれません、、、
ですので、、、
建築士自体の数をある程度維持する為にはある程度は合格させたいはずですね。
場合によってはラッキーな受験年度も増えるはず！（予想ですよ♡）
そう考えますと、合格の扉が広がるかもしれませんね！
あまり恐れずに受験勉強をスタートしてみましょう！！
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