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2級建築士学科試験「構造」計算の効果的な学習方法はコレ

きょうこ先生

苦手な人が多い二級建築士学科試験の構造計算の体験から得た学習スタイルを忘備録でまとめておきます。

2級建築士の学科試験で法規と構造計算は2つの大きな壁です。

構造の計算問題は後回しにする人が多い科目ですが、

試験の直前になっても学習出来ていない人や、

「構造計算は捨てた!!でもOKでしょ?」

と開き直る受験生も多数います、、、。

もったいない、、もったいないですよ。

構造計算問題の学習は絶対にするべきですし、

ある程度の得点源とすることも可能です。

今回は私が経験した構造計算の学習方法を紹介しておきますね!

 

構造計算問題の重要さを知る

構造計算問題は毎年6問出題されます。

(※平成23年までは7問出題)

構造の全問数25問のうちの6問ですね!

2級建築士試験では足切り点があります。

構造25問のうち13問は正答しないと他の科目が満点でも不合格となります。

これって怖いですよね!

つまり、

構造計算問題を捨てた人は25問中6問が無くなるので、

19問のうち6問しかミスれない訳です、、、。

1年に1回の大事な試験で非常に危険な状況を生み出しますよね。

 

マークシートだし適当に答えても正答できる!はヤバい

所詮はマークシート!

構造計算も5つの選択肢から適当に答えを選べば6問中2問程度は正答できるし!

こう考える受験生も多いです。

私もその一人でした!!!!

1回目の受験で不合格の私の経験を語ります、、、

私は構造計算の学習をしていませんでした、、

というか、

学習しても意味が分からなくて苦痛で放り出したという事です。

構造計算だけの参考書を購入しましたが、

解説の意味が読めば読むほど不明になりアレルギー状態になりました。

そして試験本番では計算問題が1問も正答できませんでした。

1問も、、、、

運が良ければ2問程度はゲットできるかもしれませんが、

5択の選択肢って結構正答厳しいです。(確率的にも、、、)

そして、

私は構造の13点という足切りを下まわる結果となり試験不合格となりました。

マークシートの奇跡など私にはおきませんでした。

 

構造計算は集中して練習するべし!

構造計算が苦手な私は2回目の受験勉強では変わりました!

構造計算は是非とも集中しておこなって下さい。

集中して学習するのは試験の2か月前あたりからで間に合うかなと思います。

私の場合は5月には他の科目の過去問が一通り完了していたので、

5月あたりから構造計算だけを集中学習する日を設ける事が出来ました。

計算問題だけを集中して行うことは非常に効果があります。

超おすすめです!

構造計算以外を学習し終わった状態で構造計算を学習するのが最強!

逆に

構造計算を学習して他の科目の学習時間を削るなどは愚の骨頂でしょう。

構造計算の学習ポイント!

構造計算は6問全問正解が必須なのか?

私の経験上の考えでは

「最低でも3問正答、理想は4問!運良ければ5問正答」

これが基本です。

私の場合は過去問10年の構造計算をほぼほぼ完全に解答出来るレベルになっていました。

試験本番では3問は余裕、残りの2問はヤバい正解の自信は無いぞ、、、

残り1問は意味不明で捨てた!

こんな感じになりました。

結局は5問正解でしたが、、、

 

構造計算の過去問は完ぺきを目指すな!

構造計算の問題は完ぺきを目指さないで下さい!

私は少なくとも完璧ではありませんでしたが5問は正答出来ました。

構造計算は大きく分けると、、

①偶力・曲げモーメント・せん断力系問題(一番基本!絶対正答すべし)

②応力度、断面1次・2次モーメント問題(ワンパターン!絶対正答すべし)

③座屈系問題(過去問の繰り返しで正答可能)

④3ヒンジラーメン系問題(ワンパターンで得点源でしかない!)

このあたりが得点源となりえる問題です。

⑤トラス系問題(私は捨てた!意味不明!解説も意味不明!ナニコレ)

トラスは捨ててOKです。

トラスを捨てても6問中5問正答出来た私の経験で断言しちゃいます!!

 

トラスを捨てる!

私も一度はトラスの学習をがんばりました!

・ゼロメンバー

・圧縮、引張

・絶段法でカットしてから、、反力を、、求めて、、、ああああああ~

そして意味が分からなくなりました。

トラス系の問題だけ以上に意味不明な事に私は気づき、

完全に捨てました!

過去問10年分の構造計算を完ぺきにしたのも

「トラスを除く!全問」

なんですね。

トラスなど所詮は1問しか出題されません!

他の5問のうち3問程度正答出来たら十分なのです。

トラス以外の問題は過去問学習でパターン理解が爆速ですすむので、

効率的です。

 

構造計算の学習方法は?

構造計算の学習方法はどうするべきなのでしょうか?

私は独学でしたので最初は本当に困りました、、、、

結論から言いますと、

学習は過去問のみでOKです。

総合資格学院や日建学院の過去問の解説欄で学習できました。

構造計算が苦手な受験生へのアドバイスは、

「学術的な構造力学を学習しているとは思わず、

このパターンはこう!こっちのパターンはこう!」

という感じの学習スタイルで学習することですね。

 

構造計算は結構ワンパターンだよ♪

構造計算問題の実力上達パターンはこうです!

STEP.1
問題文を読む
解答できません当然です
STEP.2
解説文を読む
解説にある解答パターン、順序を完全コピーします
STEP.3
もう一度問題文を読む
解答パターン、順序を思い出して解く
STEP.4
繰り返す!
反復あるのみ!解答につまづいたらパターンと順序を見直す
STEP.5
記憶に定着する!
解答順序と解答に必要な公式が記憶に定着します

あせらずあせらず!

最初の過去問1年分6問の学習は地獄でしょう!

次の過去問2年目の学習もきついんです!

次の過去問3年目の学習もきつい!

しかし過去問4年目あたりから、

「あれ! この問題って前に出題された問題だな」

となるでしょう。

過去問10年もおこなえば、

「構造計算なんて限られたパターンで解答できる」

と悟ります。

この状態になれば6問中3問は確実に解答できますし、

たいていの受験生は4問あたりは正答出来ます。

この状態を目指してがんばって下さい。

まとめ

①構造計算は構造含む他の科目が一通り完了した後からする

②トラスの問題は最初から捨てるべし!時間の無駄!

③市販の過去問の解説のパターンで十分!

④解答パターンと順序とそれに必要な公式を記憶に定着させる!

⑤6問中4問は正答出来る!最低でも3問は正答可能なので構造は撃破!

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